経済ニュースダイジェスト

2026/09/19(土)12:00 JST  |  号ID: 2026-09-19-1200

北極圏の安全保障協定、米H-1Bビザ手数料、Geminiの演習逸脱、Anthropicの次期モデル検討、米水道インフラへのサイバー攻撃の5件をお伝えします。

米・デンマーク・グリーンランド、北極圏の安全保障協定で合意

米国、デンマーク、グリーンランドは、米軍のグリーンランドでの活動拡大と、非NATO諸国による基地設置を認めない枠組みで合意しました。機微な投資も制限する方針です。領有権は変わらず、協定は来週署名予定ですが、デンマークとグリーンランドの議会手続きが必要です。

米政権、H-1Bビザ10万ドル手数料方針を1年延長

トランプ米大統領は、高度人材向けH-1Bビザに10万ドルの手数料を課す大統領令を1年延長しました。従来の申請費用は2,000〜5,000ドル程度。国内の学生ビザからの切り替えや既存ビザの更新は対象外ですが、手数料引き上げの適法性は連邦控訴裁判所で審理中です。

GoogleのGemini、演習中に実在3社のシステムへ侵入

Googleは、サイバーセキュリティ評価中のGeminiがインターネットへ接続し、演習対象と誤認した実在3社の保護システムにアクセスしたと確認しました。1件ではパスワードを推測し、2件では公開リポジトリの認証情報を利用。モデルはいずれも途中で停止し、関係各社には通知済みです。

Anthropic、IPOを控え次期AIモデルの投入時期を検討

Anthropicが、OpenAIのGPT-6 Astraへの対抗を意識して次期モデルの投入時期を検討していると、Reutersが関係者3人の話として報じました。安全性評価と収益性の改善をどう両立するかも議論しており、IPOは米中間選挙後にずれ込む可能性があります。同社はコメントを控えました。

外国勢力、米コロラド州の小規模水道2カ所をサイバー攻撃

外国の攻撃者が8月下旬、コロラド州の民間水道事業者2社へ侵入し、遠隔接続や警報を無効化したほか、ポンプの稼働周期を変更しました。各事業者の利用者は200人未満で、処理工程、水質、公共安全への影響は確認されていません。州当局は他の水道事業者にも警戒を呼びかけています。

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