ECBカザークス氏、追加利上げの必要性が高まると指摘
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は、エネルギー高が賃金や物価に波及する前に追加引き締めが必要になる可能性があると述べました。ECBは政策金利を2.25%から2.5%へ引き上げたばかりですが、同氏は2.5%を上限とみなすべきではなく、景気を抑制する領域へ段階的に移る余地があると指摘。ユーロ圏の8月インフレ率は3.3%で、10月会合での利上げには明言を避けました。
出典: Reuters
欧州の追加利上げ観測、フロンティア債の新指数、カナダの投資誘致、アフリカ最大IPO、BISのAI・信用リスク分析の5件をお伝えします。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は、エネルギー高が賃金や物価に波及する前に追加引き締めが必要になる可能性があると述べました。ECBは政策金利を2.25%から2.5%へ引き上げたばかりですが、同氏は2.5%を上限とみなすべきではなく、景気を抑制する領域へ段階的に移る余地があると指摘。ユーロ圏の8月インフレ率は3.3%で、10月会合での利上げには明言を避けました。
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JPMorganは、フロンティア市場の現地通貨建て国債を対象とする「GBI-EM Edge」を9月末までに導入します。26カ国、約3,300億ドルの債券を追跡し、各国の組み入れ比率は最大8%。対象債券は2億5,000万ドル相当以上、残存期間2.5年以上が条件です。アフリカが約45%を占め、指数の名目利回りは約10.4%と、主流の新興国現地通貨建て債指数を約4.4ポイント上回る見込みです。
出典: Reuters
カーニー首相はトロントで2日間の投資サミットを開き、鉱業、エネルギー、輸送、技術など160件超の国内案件を世界の投資家に提示します。約100の投資家とカナダ企業・自治体を結び付け、規制緩和とプロジェクト開発を通じて今後5年間に1兆カナダドル(約7,210億ドル)の投資誘致を目指します。主要案件には量子コンピューターやデータセンター、低炭素ニッケル、都市間高速輸送が含まれます。
出典: Reuters
ナイジェリアのダンゴート・グループは、製油所株およそ3%を売り出すアフリカ最大規模の新規株式公開(IPO)を開始しました。通常枠の調達額は2兆1,500億ナイラ(16億ドル)で、追加売り出しを含め最大21億ドル。1株525ナイラ、最低10株から申し込めます。資金は日量70万バレルの処理能力を2029年までに140万バレルへ倍増する計画などに充てます。
国際決済銀行(BIS)は、AI投資の収益性への慎重姿勢と米大手テック企業のレバレッジ上昇を背景に、AI主導の株高が脆弱性を見せ始めたと警告しました。一方、市場全体にストレスの兆候はなく、リスク選好はなお底堅いと評価。BISの同日付調査では、プライベートクレジットによるテック企業向け融資は2010年の約220億ドルから2025年に1兆ドル超へ増え、全体の44%を占めました。