経済ニュースダイジェスト

2026/05/25(月)12:00 JST  |  号ID: 2026-05-25-1200

本日5月25日は米国メモリアルデーのため米市場は休場です。先週末(5月22〜24日)の動きを中心にお伝えします。

ダウ平均が50,579ドルで最高値更新 — S&P500は8週連続上昇

5月22日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比294ドル高の50,579.70ドルで取引を終え、終値ベースで過去最高を更新しました。S&P500は0.4%高の7,473.47ポイントとなり、8週連続の上昇を記録しました。これは2023年12月以来の最長連騰記録です。米イラン交渉の進展期待から米10年国債利回りが4.558%へ低下したことに加え、Nvidia決算に代表されるAI需要の底堅さ、企業業績の好調が投資家心理を支えています。メモリアルデーの3連休を前に利益確定売りは限定的で、テクノロジーと資本財セクターが相場を牽引しました。

原油5%急落、ブレント98ドル台 — 米イラン合意接近で3月以来の100ドル割れ

5月24日、国際指標のブレント原油先物は一時5.2%安の98.12ドルまで下落し、3月上旬以来約2カ月半ぶりに100ドルを割り込みました。WTI(米国産標準油種)も92ドル近辺まで低下しています。トランプ大統領が「交渉は秩序立った建設的な形で進んでいる」と述べ、ホルムズ海峡の再開を含む停戦合意が数日内に成立する可能性が意識されました。ただし核問題を含む主要論点は未決着であり、大統領自身も「急いで合意に飛びつくつもりはない」と慎重姿勢を示しています。全米ガソリン平均価格は依然4.55ドル/ガロンと高止まりしており、合意が正式に署名されホルムズ海峡を実際に船舶が通過するまで大幅な値下がりは見込みにくいとの見方が優勢です。

デル16%高で最高値更新、HP14%高 — レノボ好決算でPC・AI需要の回復を確認

5月22日の米市場で、デル・テクノロジーズが16%高の約294ドルと過去最高値を更新し、HPも14%上昇しました。きっかけは中国レノボ・グループの四半期決算で、売上高が前年同期比27%増の216億ドル、調整後純利益が2倍超と大幅に市場予想を上回ったことです。PC事業が24%成長し、AI関連売上高は84%増加。世界的なPC買い替えサイクルの始動とAIがリアルな需要を生み始めていることが鮮明になりました。ウェルズ・ファーゴはデルの目標株価を180ドルから270ドルへ引き上げ、バンク・オブ・アメリカも246ドルから280ドルへ上方修正しています。デルは5月28日に自社決算を予定しており、通期ガイダンスの上方修正が見込まれています。

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