韓国KOSPI指数が初の8,000超え — AI半導体ラリーで年初来90%上昇
5月26日、韓国総合株価指数(KOSPI)は前営業日比3.6%高の8,131.15に達し、初めて8,000の大台を突破して過去最高値を更新しました。サムスン電子が2.14%高、SKハイニックスが4.22%高と半導体大手が相場を牽引しています。Nvidiaの好決算を契機にAIチップ需要への期待が再燃し、KOSPIは年初来90%超の上昇率を記録。野村證券はメモリー半導体企業の今後3〜5年間の売上高・利益成長率を年率約30%と予想しており、韓国証券各社もサムスン電子の目標株価を相次いで引き上げています。
出典: The Korea Times / CNBC
欧州Stoxx 600が3月以来の高値 — イラン停戦交渉の進展で国債利回り低下
5月26日、汎欧州Stoxx 600指数は0.8%高となり、3月2日以来の高値を付けました。仏CAC 40は1.8%高、独DAXは1.6%高と主要指数が揃って上昇しています。米国とイランの停戦交渉が進展しているとの報道が地政学リスクの後退を意識させ、ユーロ圏国債利回りも低下しました。英FTSE 100はバンクホリデーのため休場。ホルムズ海峡再開への期待がエネルギー価格高騰とインフレ圧力の緩和を見込ませ、ECBの追加利上げ観測が後退したことが債券市場の安定に寄与しています。
出典: CNBC
米国市場はメモリアルデー休場、先物は上昇で火曜再開へ
5月25日(月)のメモリアルデー祝日により、米NYSE・Nasdaqは終日休場となりました。ただし26日の時間外取引ではS&P 500先物が0.78%高、Nasdaq 100先物が1.14%高、ダウ先物が371ドル(0.73%)高と全面的に上昇しています。VIX(恐怖指数)は16.70と落ち着いた水準を維持。火曜の取引再開後は、5月の消費者信頼感指数(コンファレンスボード)およびS&P/ケース・シラー住宅価格指数の発表が予定されており、消費マインドと住宅市場の実態が注目されます。
出典: Benzinga / CNBC
ホルムズ海峡をLNGタンカー3隻が通過 — 海上交通再開の実質的兆候
船舶追跡データによると、液化天然ガス(LNG)タンカー3隻がホルムズ海峡を通過し、パキスタン・中国・インドへ向かっていることが確認されました。米イラン間の枠組み合意案では署名後30日以内に海峡を戦前の状態に復旧させる条項が含まれており、今回のタンカー通過は海上交通再開の実質的な前兆と受け止められています。ブレント原油は97.74ドル(前日比+0.50%)、WTI原油は91.9ドル(同−4.87%)と方向感がまちまちです。世界の石油・LNG輸送量の約2割を担う同海峡の完全再開が実現すれば、エネルギー価格とインフレ率への下押し圧力は大きいと見られます。
出典: Trading Economics / CNBC
ドル円158.90円、160円の節目を意識した攻防が継続
5月24日時点でドル円相場は158.90円前後で推移し、前営業日比0.19%の円高となりました。過去1週間のレンジは158.69〜159.21円と比較的狭く、市場は日本当局が為替介入に踏み切るとされる160円の節目を強く意識しています。日銀は4月会合で政策金利を0.75%に据え置きましたが、3名の審議委員が1.0%への利上げを提案して反対票を投じており、6月会合での利上げ観測が根強い状況です。一方、米国のFF金利3.50〜3.75%との金利差は依然300ベーシスポイントに達しており、キャリートレードの巻き戻しが限定的なことが円安圧力を維持しています。
出典: Trading Economics / ING