日本の8月サービス業PMI、52.5へ上昇—5カ月ぶり高水準
S&P Globalの最終サービス業PMIは8月に52.5となり、7月の51.2から上昇しました。新規受注は26カ月連続で増えた一方、輸出向け新規受注は5カ月連続で減少。投入価格の上昇率は4カ月ぶり低水準に鈍化しましたが、販売価格は調査開始以来2番目の速さで上昇しました。製造業を含む総合PMIも52.7から53.5へ上向き、国内需要の強さと物価圧力の併存を示しています。
木曜昼は、日中のサービス業回復、米金利見通し、原油と途上国債務、中国の燃料輸出・先端製造業を巡る7つの動きをお伝えします。
S&P Globalの最終サービス業PMIは8月に52.5となり、7月の51.2から上昇しました。新規受注は26カ月連続で増えた一方、輸出向け新規受注は5カ月連続で減少。投入価格の上昇率は4カ月ぶり低水準に鈍化しましたが、販売価格は調査開始以来2番目の速さで上昇しました。製造業を含む総合PMIも52.7から53.5へ上向き、国内需要の強さと物価圧力の併存を示しています。
RatingDog中国サービス業PMIは8月に51.4となり、7月の50.4から上昇しました。50を上回り拡大を示したものの、過去14カ月では2番目に低い水準です。国内需要を中心に新規受注が加速し、雇用は2023年以来最長となる4カ月連続の増加。製造業を含む総合PMIも50.8から52.1へ上昇しました。政府調査とは方向感が異なり、調査対象や標本の違いが背景とみられます。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、長期金利の上昇はインフレ懸念よりも、AI・データセンター投資に支えられた米景気の強さを反映しているとの見方を示しました。一方、物価安定の責任はFRBにあると強調し、9月会合の判断は今後のデータとリスク次第と説明。政策金利は現在3.5〜3.75%で、雇用統計を前に利上げ観測が揺れる局面です。
出典: Reuters
3日00時29分(UTC)時点で、北海ブレント先物は0.45%安の1バレル95.20ドル、WTI先物は0.26%安の90.77ドルでした。米国とイランの攻撃激化で前日は両指標が3ドル幅で振れたものの、新たな交戦が確認されていないことから小反落。ホルムズ海峡を通過した商品船は4隻と10日平均の約13隻を下回り、供給途絶リスクはなお価格の上振れ要因です。
出典: Reuters
IMFのゲオルギエワ専務理事は、先進国の債務膨張と長期金利上昇が、新興国・低所得国の債務削減努力を損なう恐れがあると警告しました。高い借入コストが世界へ波及する一方、G20の債務再編枠組みの改善には期待を示しました。IMFはセネガルと3年間・22億ドルの融資で事務レベル合意しており、同国の再編が迅速化した枠組みの試金石になります。
出典: Reuters
中国の製油会社による9月のガソリン・軽油・ジェット燃料輸出は合計400万トン超と、8月並みになる見通しです。昨年の月平均約300万トンを上回り、ジェット燃料が最大240万トン、軽油が100万トン超を占める見込み。軽油の輸出採算は1トン当たり1,500元超と推計され、輸出増は供給が逼迫するアジア市場の価格上昇を抑える可能性があります。
出典: Reuters
ロボット、AI、EVの実装速度を確かめるため、海外の投資家や企業経営者が中国の工場を訪れる「技術巡礼」が拡大しています。中国の産業観光市場は昨年178億ドル規模で、2029年には3,000億元を超えるとの予測もあります。上海のツアー会社では2026年の問い合わせが50%増加。中国企業を競合・供給者・投資先として理解する現地調査が、欧米企業の戦略形成に影響し始めています。
出典: Reuters