経済ニュースダイジェスト

2026/08/30(日)06:00 JST  |  号ID: 2026-08-30-0600

日曜朝は、中国の先端メモリー量産、円相場を巡る米国の市場安定への警戒、ロシアの燃料輸出規制という、半導体・為替・エネルギーの新しい動きを3本でお伝えします。

中国CXMT、LPDDR6を量産—小米の折りたたみ端末に供給

中国のメモリー大手CXMTは、最新世代のLPDDR6 DRAMを量産し、小米の折りたたみスマートフォン「18 Fold」に供給すると発表しました。端末は9月発売予定で、自社開発の3ナノメートルプロセッサー「Xring O3」を搭載する見込みです。CXMTの上期売上高は前年同期比874%増の1503億元となり、上場後初の決算で黒字転換しました。中国勢がモバイル向け先端メモリーでサムスン電子やSKハイニックスとの差を縮める動きとして注目されます。

米財務長官、急激な円変動は世界市場を不安定化と警告

ベッセント米財務長官は27日付の書簡で、無秩序な円相場の変動が投資ポジションの強制解消を招き、世界市場を不安定化させ、米国の家計・企業の借り入れコストを押し上げる恐れがあると説明しました。日米は7月31日に共同で円買い介入を実施し、米国は為替安定基金を利用しました。円は介入直後の1ドル=155円20銭から再び160円近辺まで下落しており、追加対応への警戒が続きます。

ロシア、軽油輸出禁止を9月末まで延長—国内供給を優先

ロシア政府は、国内燃料市場の安定を目的に、軽油輸出の禁止を9月30日まで延長しました。対象にはロシアの生産者が輸出する船舶燃料とガスオイルも含まれます。複数の製油所がウクライナのドローン攻撃後も停止し、国内で燃料不足が続いています。ロシアは通常、米国に次ぐ世界第2位の軽油輸出国であり、規制の長期化は欧州を含む国際的な中間留分の供給に影響する可能性があります。

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