経済ニュースダイジェスト

2026/09/06(日)06:00 JST  |  号ID: 2026-09-06-0600

日曜朝は、米軍によるイラン原油輸送船への攻撃、ギリシャの所得支援策、欧州の宇宙輸送能力を巡る3つの重要な動きをお伝えします。

米軍、イラン原油タンカー3隻を攻撃—海軍艦艇へのミサイル発射に対抗

米中央軍(CENTCOM)は9月5日、イラン革命防衛隊が米海軍の空母とミサイル駆逐艦に向けて弾道ミサイルを発射した後、イランの原油輸送船3隻を攻撃したと発表しました。2隻の米艦は攻撃を回避し、米兵に負傷者はいませんでした。CENTCOMによると、原油船「Downy」と「Stark 1」を航行不能にし、空荷の「Kylo(別名Noxen)」を破壊しました。エネルギー供給を巡る緊張が一段と高まる動きです。

ギリシャ、2030年まで35億ユーロの所得支援—減税・賃上げを柱に

ギリシャのミツォタキス首相は、2030年までに35億ユーロ(GDP比1.5%)を投じる4年間の経済計画を発表しました。年400ユーロの年金受給者向け給付、年500ユーロの公務員向け給付、農家と子ども3人の家庭を対象とする年収2万ユーロまでの非課税措置などを盛り込みます。最低賃金は現在の月920ユーロから2028年に1,000ユーロへ引き上げる方針。Reutersによると、同国経済は年率2%で成長し、今年の基礎的財政収支はGDP比約4%の黒字を見込んでいます。

Isar Aerospace、ノルウェーからSpectrum 2号機を打ち上げ

ドイツの宇宙企業Isar Aerospaceは9月5日、ノルウェー北部のAndøya宇宙港から無人ロケット「Spectrum」を打ち上げました。小型衛星5基と飛行中の技術実験1件を搭載した、機体の認定と初のペイロード輸送を兼ねる2回目の飛行です。Reuters報道時点では軌道到達の成否は未確認。欧州域内からの商用衛星打ち上げ能力の確立に向けた節目となります。

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